docomoが提供している車載用WiFiルーターのドコモインカーコネクトは、無制限で使えるわりに料金が安く、年間でも13,200円(税込)なので、月々1,100円という高コスパです。
ただし、「車載用なので停止中の利用には制限がある」「対象者以外は別途2万円程度のパーツを買わないといけない」といったデメリットもあります。また、SNSでの口コミも見ると、「つながらない」との評判も多く、注意が必要です。
他の候補も紹介するので、よく比較検討して決めてください。
ドコモインカーコネクトのデメリットまとめ
大きく2つのデメリットがあります。
車載専用なので停車中の利用は制限あり
ドコモインカーコネクトは加速度センサーがついており、走行中しか通信できない仕様です。停車中は「エンジンをオンにしてから30分間」「エンジンを停止してから60分間」に限定されます。例えば車中泊する場合だと車内にいても通信できないわけです。
対象車以外だと2万円のパーツ購入が必要
ドコモインカーコネクトは三菱・ダイハツの一部の車で利用できます。それ以外の車では、パイオニアが販売している以下のいずれかの商品を車載する必要があります。
- パイオニア サイバーナビ 910シリーズ、911シリーズ、912シリーズ
- パイオニア 車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100D
- パイオニア 会話するドライビングパートナー NP1 NP-001
- パイオニア 楽ナビ 2023年以降 ネットワークスティック同梱モデル
最も安いのは「DCT-WR100D」ですが、これでも価格は2万円程度します。つまり、対象車以外だと余計に2万円かかってしまうのです。
ドコモインカーコネクトは評判が悪い?つながらないとの口コミもあり
ドコモインカーコネクトの評判を見てみると、つながらないといったネガティブな口コミも見られます。
ドコモインカーコネクト
昨日、今日全くつかえず。。。これ普通は返金レベルやで。。。SLAどうなってんだっけ。。。
— れっちん@車 (@red_eizis_car) September 8, 2024
SNSの口コミはネガティブな内容になりがちで、そもそもドコモインカーコネクトの利用者もそんなに多くないだろうと思われるため、珍しいケースだと思いますが、ネガティブな口コミは気になります。
ただドコモの回線を使用しているので、エリアも速度も悪くないと思います。
ドコモインカーコネクトの代わりにおすすめしたい車載用WiFi
ドコモインカーコネクト以外にも車載用WiFiとして候補になるサービスを紹介していきます。
楽天モバイル:料金が安いのでお試し利用に最適
楽天モバイルはポケットWiFiを販売しています。この端末、今なら1円(税込)で購入できます。しかも月々の料金は月間のデータ消費量によって以下の通りに変動します。
- 3GBまで:1,078円(税込)
- 20GBまで:2,178円(税込)
- 20GB以降:3,278円(税込)
事務手数料や解約手数料は無料です。したがって、お試し利用として最適です。通信環境や本体の電源管理が面倒だったら解約してしまえば良いだけです。
ecoco:買い切りタイプなので使いやすい
ecocoはUSBタイプのWiFiルーターです。USBで電源に接続すれば利用できるため、車内だけでなく、モバイルバッテリーなどで接続することでも利用できます。
料金は本体+データ容量込みで以下の通りです。
- 10GB/1年間:19,980円(税込)
- 100GB/1年間:23,980円(税込)
あくまでも最大で100GBですが、ドコモインカーコネクトの車載器+365日プランを契約するよりも安く済みます。
また、機器購入後は任意のタイミングでデータ容量を追加購入することも可能です。
有効期限 | 365日間 | 30日間 |
---|---|---|
5GB | 1,980円 | 980円 |
10GB | 3,980円 | 1,980円 |
30GB | 4,980円 | 3,980円 |
50GB | 5,980円 | 4,380円 |
100GB | 7,480円 | 4,980円 |
200GB | 13,480円 | なし |
300GB | 18,980円 | なし |